2012年9月4日火曜日

8000Bq以下の飛灰の取り扱いについて3

環境省から連絡ありました。

福島の飛灰8000Bq以下の一時保管とはもともと8000Bqを超える飛灰が大量に
出てきており、それらと、きちんと8000で分別ができた時点で、8000Bq以下は主灰、飛灰
いっしょに埋め立てようとのことだと聞いています。方向としては主灰、飛灰一緒に埋め立てても大丈夫だろうとのニュアンスの中で、話し合われたと言う事。ただそれは議事録には現れてはいませんが。8000Bq基準の最重要点は
作業員が1mSvを超える被ばくをしないということです。

東京都の前日の動き


(主灰、飛灰埋め立てる。)8000Bq以下の飛灰の取り扱いについて2
                 参照


確かに1日前の6月27日東京都からはそのような動きがありました。



                緊急要望


  1. 福島県以外の地域において、放射性物質を含む焼却灰(主灰、飛灰)の処理の取扱いの基準を早急に示すこと。
  2. 特に、飛灰については、処分の安全性の確認を早急に行い、主灰と同様に埋立処分が可能な処理基準を示すこと。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/06/20l6s201.htm

   その翌日事務連絡が出されています。
これはほとんど政治的決断で、なんら議論なされないまま出されたのでは
ないですか?そして第4回目の災害廃棄物安全評価検討会では報告がされたのみで
誰からも意見は出されていない。これはあきらかにおかしい。

その後の福島県での8000Bq以下の飛灰の取り扱いについても
この事務連絡を横滑りさせたのではないのか。第3回検討会も福島のことを話しているのに、
それならば通常考えれば、まず福島での対応を先に決めて、首都圏の対応基準は
それに準じる事が普通ではないのか?
非常に大きな穴がある。なしくずしに決められたとしか思えない。
ポイントは東京都が出した緊急要望。

議論をきちんと検証してもらいたい。議事録がないならば大変おかしなことになる。
8000Bqの埋め立て基準(少なくとも飛灰については)が崩れる。
飛灰は主灰、汚泥焼却灰と較べ溶出率がきわめて高く危険なことが
判っている。

私もそのような事はないと考えておりますが、もう少し調べてみたいと
思います。そもそも8000BqはIAEAで、国際基準に沿っていると認められており、、、。

環境省の他の方にも聞いたのですがそのIAEAの基準の根拠はなにか?
いつ、どこの処分場がそのような基準で作られたのか?と聞いたら、そこまでは
把握していないと。そこを把握していなければ認められているとは言えないのでは?
一般の方々はIAEAと聞いただけで、これは正しいんだと信じ込んでしまいますよ。




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