2012年11月28日水曜日

意見交換会の資料 健康編




資料 
健康被害について
     
原発周辺のガンの危険性(ドイツ連邦放射線防護庁)

16の原子炉がある周辺地域で幼児がガンにかかる確率が高いことが明らかになった 。(1980年~2003年)

ドイツの原子炉がある場所の周辺では子ども(幼児)が白血病にかかる率が高い。原子炉の5km 以内の周辺で37人の子どもが白血病にかかっている事実をつきとめた。この調査は1980年~2003年の間にされたが、この間の他の地域での平均は17人であるから20人多い。その研究者は「私たちの調査研究では、ドイツで、原発の近くに住んでいれば5才以下の子どもがガンまたは、白血病にかかる可能性が高くなっていることが確認された」と言っている。
子どもの発ガン率が他の場所と比べ60%増加し、白血病は倍以上(120%)となっている。
子どもたちが原子炉に近ければ近いほどガンにかかるリスクは高く、遠ければ遠いほどリスクは少ない。でも、ガンにかかる率が高くなったことに対しての責任が原発にあるとは言えない。というのは、放射線の量が医学的にみて低すぎるから。現在の科学のレベルでは、この結果は放射線生物学の観点からは説明できないので放射線の量との関連性に関しては証明はできていない。

 なぜ、幼児が原発周辺でガンにかかるのかは誰も理解できない。科学者たちが言うには、これは、周辺住民の公式の放射線許容量の何千分の1のレベルであり、しかも、飛行機に乗ってあびる量よりも又、レントゲン照射の量よりも低く、さらには、地球上の自然界の放射線レベルと比べてもずっと低いのに、なぜ、このような結果になるのかは、ほぼ説明がつかない。
しかし、原発との近ければ近いほどリスクが高いという関連性は証明された。
ドイツの核施設周辺での許容量は0.3ミリシーベルト/年。実際の汚染はこれよりも低い。
(0,9μSv~3,6μSv/年)
これは民間の調査ではない。ドイツ政府が行った綿密な調査である。

そしてこの調査が表していることは誰もその因果関係を証明できないし、
被害は全て自分持ち(子供たちが持つ)と言う事。

http://www.priee.org/modules/pico2/index.php?content_id=12


累計線量10mSvでガンが有意に増加

昨年8月 参議院 復興特別委員会 医師でもある古川俊治議員の質問
文部省が委託した財団法人放射線影響協会「原子力発電施設等放射線業務従業者等に係る疫学的調査」(平成223月)
日本の原発作業者27万7000人の調査
累積線量13.3mSvで1.04倍のガンの発症が認められる。

ちびちゃんのお部屋
http://chibichan931.blog106.fc2.com/blog-entry-693.html

医療被曝
カナダ・マギル大学の研究論文 2011年3月
「放射線を使った検査や治療を受けた心筋梗塞患者8万2,861人を約5年間追跡調査した結果、1万2,020人ががんを発症、被曝量が10mSv増えるごとに、発がん率は3%づつ上がった」と結論
203040mSvでもそれぞれ6912%有意に増加

サイト名(Peace Philosophy Centre)
http://peacephilosophy.blogspot.jp/2011/11/cancer-risk-significantly-rises-at.html

どちらの調査も10mSvでガンが有意に3%の増加

10mSvは大人の調査です。それより影響が大きい子供たちはそれよりも
さらに低線量で影響が出てきます。
この地に10年以上住み続けることにより影響は出ないでしょうか。

現在小諸佐久地域に降った福島原発からの人口放射能は0.26mSv~
0.5mSv/年程度と思われます。これだけで通常運転中の原発並みの放射線を浴びる。

毎年 環境被ばく 0.3mSv 内部被ばく +α 処分場からの飛散等の影響 +α
合計0.6mSvと仮定しても10年では累計6mSv

日本の国は処分場の周りの住人は1mSv/までがまんせよ言っているが、個人のIAEAによる人工放射能クリアランスレベルは100分の一の
10μSv/である。

無駄な被ばくはするべきではない。焼却灰500Bqから2500Bqに上げるなどとんでもないこと。
健康被害は、確率高く近隣に住む子供たちに起きて来ます。



焼却灰飛散による健康被害


焼却灰埋め立て時の飛散による健康被害。東京都、日の出処分場の例

1998年の調査で、風下地区の10万人当たりのガン粗死亡数は
日の出町全体の4.7倍で738人(日の出町全体 156人、全国平均178人)
日の出町全体でも1985年、処分場開設時はがん死の低い地域であった。しかしその後、がん死率は徐々に高くなり、15年後はついに全国の平均を上回ってしまった。
当初1985年全国指数を100とすると日の出町80が1999年には110に。
日の出処分場から舞い上がった20ミクロン以下の焼却灰は房総半島でも観測された。

また近年、焼却炉や産廃処理施設の周辺で男子の出生率の低下が顕著になっていることが、全国的な調査で明らかになった。日の出町に見られる男子出生率の低下は、これらの地域よりさらに際だっている。
53%から49%に低下。

http://www011.upp.so-net.ne.jp/tamaaji/influence.html

       東京都日の出処分場周辺の継続調査 たまあじさいの会より

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